傷ついたときの対処法について

 ある会話のなかで発された言葉や行動で傷つくようなことがあったとき、その言葉が吐き出された動機が一つでないことや、また必ずしもその動機が内部で完結しているわけではなく外部の別の要因にあるのかもしれないということ、またその言葉であなたの人格そのものが否定されるものではないのだということを思い出す必要がある。考えてみれば簡単なことではあるのだけれど、痛みで一杯になった頭でそのことに気がつくためには少しだけ冷静になる必要がある。「いまじぶんは傷ついているな」と自覚した地平に立ったときはじめて、それらのことについて思いをめぐらすことができる。