サロンマジックのルーティン

 

 最近はルーク・ジャーメイの『ジャーメイズ・マインド』に収録されているトリックをサロンマジックで使わせてもらっている。

 『エクステンデッド・トスアウト・デック』はなんだかんだで製作するのに半日かかったが、労力以上に使い勝手がいい。何回か演じてみて慣れてしまえば演者に負担はほとんどなく、マインドリーディングの演技に集中できるのが素晴らしい。「カードマジック」だと思われないためには、ただ当てるだけでなく軽いリーディングとか"当て推量"を挟んだほうがいいのだろうなと思っていて、この辺りの練習もしやすい。

 問題はリフィルが手に入るかどうかで、今のところは大丈夫っぽいが、いずれどうなるかがわからないところ。耐久性はあるのでしばらくは使っていられそうだけど、ううむ。

 『コネクテド』も演じてみる前は「なんか面倒だなコレ……」と思っていたけれど、実際に用意してやってみるとほとんど負担がない。

 だいたいこの辺りまでやると自分の持ち時間が終わってしまうのだが、時間が余った時は超能力実験風に『カラー・ブラインド』を目隠しでやってみたり、『ゼナー』なんかをやってみたりする。

 『タッチング・オン・ホイ』以降は条件が揃わないのでまだやってない。本当はやってみたいんだけどね。そのうち機会があれば。あれが本番みたいなところあるし。

 ルーク・ジャーメイの作品はとにかく演者の負担を減らし、いかにリーディングで演出の濃度を高めるかということに特化している。まあメンタルマジック全体がそういう性質を持っているといえばそうかもしれないが『タッチング・オン・ホイ』などはまさにそれを地で行くものだろう。逆にいえば演者の力量にかなり左右されるわけで、その辺まだあまりうまくやれていないので、これから練習していかないとなあとは思っている。